YOSAKOIソーラン祭り(北海道)

北の大地で鳴子が鳴り響く一週間

毎年ようやく寒さの和らいだ6月の北海道で5日間にも渡って開催されるYOSAKOIソーラン祭り。
北海道の各地からはもちろんその熱狂ぶりを一目見ようと多くの観光客が訪れます。

お祭りの中で使われるソーラン節は元々北海道の漁師を労うために作られた民謡です。
そこに徳島生まれのよさこい祭りの要素がミックスされ発展していったのがYOSAKOI
ソーラン祭りとなります。
よさこい祭りで使用されていた鳴子を、元々のソーラン節に合わせた踊りに取り入れたのが始まりとなっています。

現在ではソーラン節も様々なものができており、鳴子をもってソーラン節のフレーズが入った曲に合わせて踊ればYOSAKOIソーランとみなされるようになっています。
そのため団体ごとに様々なソーラン節のアレンジ曲が生まれ、それに合わせて衣装や鳴子も変化していきました。
またYOSAKOIソーランには決まった舞いがないため、団体ごとに違った踊りが楽しめます。

この一から踊りを作り上げていく楽しさに魅了されているのは北海道の人々だけではなく、全国各地から参加者が集まります。
また海外にも人気があり、海外からの参加者も訪れるほどです。

YOSAKOIソーランの楽しみ方

祭り期間中は参加団体が次々に街の中で独自に創りあげたYOSAKOIソーランを披露します。
街中には約25の会場が用意されており、最大人数150名で一組となる参加団体がその会場を移動し、それぞれの場所で舞を披露します。
そのため一つの団体の演技を何回も見ることができたり、一つの会場で次々に違う団体の演技を見たりと観客の楽しみ方も自由です。

また会場によって、パレード式、ステージ式と分かれており、一つの団体が両方共の形で演技を披露することになっています。
パレード式では次の会場まで進みながら舞を踊り、ステージ式ではステージの上で固定された陣形のまま舞を踊ります。
この違いによって舞にも違いが出てくるため、観客には同じ団体を何回か見る楽しみが生まれます。

もちろん観覧は無料のため、街中を散策しながら眺めることもできます。
またYOSAKOIソーランを真剣に楽しみたい方にはメインステージの座席観覧券なども用意されており、自分でどのように祭りを楽しむかを決めることができます。

誰でも参加できる市民の祭りを目指して

そんなYOSAKOIソーラン祭りは1992年に始まった祭りです。
街は舞台だという合言葉のもと、札幌の街中を使って行われることの祭りは年々参加者、観客が増え、北海道を代表する祭りへと進化していっています。

市の商店街が中心となって新しく団体を作りたい人向けへの援助を行っていたり、学校参加を参加費無料にしていたりと市民が気軽にYOSAKOIソーランを楽しめるような工夫もなされています。
また多くのボランティアスタッフが運営を手伝い、まさに市民の祭りとして大規模な祭りを街全体で盛り上げています。

北海道が熱くなる一週間をぜひ体感してみてはいかがでしょうか。