お月見

忘れがちなお月見台を用意する所からスタートしましょう

十五夜のお月様を眺める例年行事、お月見。
毎年十五夜、十三夜、十日夜の三月見に行われる行事として知られており、豊作を感謝するお祭りとして知られています。
近年では参加するご家庭も少なくなってしまいましたが、日本古来から伝わる、非常に大切なお祭りの一つとして知られているでしょう。

そんなお月見ですが、ただ収穫した品を並べれば良いのでは無く、色々と準備が必要です。
まずは、お団子を並べるお月見台を用意し、その上にお手製の団子を、綺麗に積みあげていきましょう。
また、飾りようとして利用するススキも忘れてはいけません。

お団子やススキの他にもご家庭によっては、栗や柿、ブドウなど、秋に取れた旬の味覚を一緒にお供えする方もいるようです。
また、お月見団子は基本的に、オーソドックスなシンプル真っ白団子を飾ることが多いですが、近年では自由度が高まり、飾り付けられた団子を利用している方も少なくありません。

あんこ入りはもちろん、抹茶で緑の団子、ごま団子、タレ団子など、ご家族の好みのお団子を用意して、食べるというご家庭も多いでしょう。

お供え物はすぐに食べない

お供え物は、月見台にお供えをした後、すぐに食べてはいけません。
あくまでお供え物として、神様に召し上がって頂くお団子ですので、お供えをせずに食べてしまっては意味が無いでしょう。
月がよく見える場所にお月見台を飾り、しばらく月を眺めてから食べることが最もポピュラーです。

また、飾り場所は月が見えるベランダや庭がベストですが、外に出ることが難しい場合は、窓辺においてお月見をするだけでも問題ありません。
とにかく、月を眺める事ができる場所に、お月見台を設置して、神様にお供えを行いましょう。

ススキはタダの飾りでは無い?

お月見の際に飾りとして利用されているススキ。
お月様とススキの組み合わせは非常に幻想的で、タダの飾り物として利用されていると勘違いされがちですが、それは大きな間違いです。

ススキは月の神様の依り代的存在として、お月見の際にお供えする必要があるのです。
依り代が無いと、月の神様がご家庭に訪れる事ができず、お供え物が無駄になってしまいます。
元々は稲穂が依り代として最適とされていましたが、現代では入手が困難なため、ススキが徐々に浸透してきたことで知られています。

また、ススキの切り口は非常に鋭く危険ですが、この鋭さが悪い物を追い払うとされており、お月見の後は必ず、軒先に吊しておく風習があります。
こうすることで家庭から悪い物もの、邪悪なものを遠ざけ、家庭を円満に平和に、家族健康に過ごすことができると言われているでしょう。