大阪最後の夏祭り「住吉祭」(大阪府)

大阪三大祭の1つ「住吉祭」は大阪中をお清めするおはらい

住吉祭は、毎年大阪市住吉区にある住吉大社で7月30日から8月1日まで行われる祭事です。
大阪天満宮の天神祭、愛染堂勝鬘院の愛染まつり、そして住吉大社の住吉祭の3つを大阪三大夏祭りと呼び(生國魂神社のいくたま夏祭も含む場合がある)毎年多くの人で賑わう人気のお祭りです。
住吉祭には大阪中をお祓いして清めるという意味も含まれており、「おはらい」とも呼ばれます。
海の日の神輿洗神事にはじまり、7月30日には宵宮祭、7月31日には夏越祓神事・例大祭、最後の8月1日には神輿渡御(みこしとぎょ)が行われます。

1800年の歴史を持つ伝統行事

211年に建てられた住吉大社は、底筒男命、中筒男命、表筒男命、神功皇后の4柱を祭神として祀り、お祓いの神様、また海上交通の守護神としても有名です。
毎年大阪の夏を締めくくるお祭りとして住吉祭が行われており、1800年以上の歴史を持つ伝統行事となっています。
アクセスもしやすく、南海電鉄・住吉大社駅から歩いて3分、路面電車の阪堺電気軌道鉄道・住吉鳥居前駅の目の前となります。
路線バスでも行くことができますので、大変混み合うため公共交通機関の利用がおススメです。

住吉祭の見どころ3つ

神輿洗神事とは、神輿渡御が行われる前に神輿をお清めするための神事です。
住吉大社から住吉公園まで神輿で回り、汐汲船と呼ばれる船で組み上げた神聖な海水で祓い清められます。
神事が終わるとまた神輿は住吉大社に戻り、神輿渡御に備えることになります。

大阪府の民俗文化財に指定されている夏越祓神事は、豪華で美しい衣装を身にまとった夏越女と稚児たちが茅の輪をくぐる儀式です。
大祓式を五月殿で行った後に参詣者も加わり、茅を1本抜き取ってお祓いし、和歌を口付さみながら茅の輪を3度くぐって本宮へゆっくり参進します。
住吉祭の最終日である8月1日の夜まで茅の輪は設置されていますので、住吉大社を参拝する際には必ず茅の輪をくぐってお祓いをします。
なお、例大祭では住吉踊が披露され、こちらも多くの人が見に訪れる人気の催しです。

神輿渡御では、神輿で住吉大神の神霊を堺にある宿院頓宮まで巡行するもので、住吉祭の大きな見どころとなっています。
2016年に用いられた大神輿は、1881年(明治14年)に奉納されたものを3年かけて修復して復活を果たした御神輿で、重さは約2t、轅(ながえ)は11mと大きく、特に反橋を渡る場面は圧巻です。
大神輿と獅子舞、鳳輦、地元の子供たち、合わせて1200人以上が一緒になって行列を作り、街道を南下していきます。
途中にある大和川を神輿が練りまわる姿は、住吉祭の最終日を飾る迫力満点の人気の見どころとなっています。

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